【略 歴】
1944年(昭和19年)12月18日 滋賀県大津市生まれ
1970年(昭和45年)3月 京都大学工学部交通土木工学科修士課程修了
同年4月        横浜市(交通局)入庁
1975年(昭和50年)6月 横浜市企画調整局主査
以後、企画調整局・都市計画局で主に「みなとみらい21」や「みなとみらい21線」の計画策定・事業推進に従事
1997年(平成9年)4月  道路局横浜環状道路担当理事
2001年(平成13年)4月 道路局長
2004年(平成16年)2月 技監(兼戸塚駅周辺再開発担当)
2007年(平成19年)6月 横浜市退職
現在 (株)近代設計理事(横浜営業所)

「カジノは要らない」という人を、横浜市長に選ぼう
私が、横浜市職員として、最も長く携わってきたのが、「みなとみらい21」です。
みなとみらい21の中央地区は、都市計画法に定める地区計画において、「マージャン屋、パチンコ屋、射的場、勝馬投票券発売所又は場外車券売場は、建築してはならない」と定められています。
なぜならば、将来にわたり街としての品格を担保するべきだと、地権者や開発者、横浜市が協議して、一致したからです。
カジノを含むIRの誘致は、横浜の街づくりや港づくりに尽力されてきた先人たちの誇りやプライドを大きく傷つけるものであります。
なぜならば、カジノ誘致は、賭博からの上りを元手に経済や財政を健全化させるという、恥知らずとも言える不健全な考え方に立脚しているからであります。それは、邪道ではないかと、多くの健全な市民が健全な疑問を持ってしまいました。
「カジノ誘致なんて、そんな品性下劣な街に住みたくない。どんな美辞麗句を並べてくれても納得できない。やめてくれ。横浜の街としての品格を下げないでほしい」というのが、大方の市民の健全な感覚だと推察します。
私が横浜市職員になってからの飛鳥田市長、細郷市長、高秀市長なら、このようなカジノ誘致など、絶対に受けなかったでしょう。おそらく一蹴されたでしょう。それを思うと、何と不幸にも、今の市長を選んでしまったのでしょうか?
したがいまして、「横浜にカジノは要らない」を実現するためには、本当に「横浜にカジノは要らない」という人に、市長になっていただくしかありません。

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